icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻13号

2002年12月発行

特集 私の行っている縫合と吻合の手技・3

陰茎,陰嚢の縫合

著者: 末金茂高1 野口正典1

所属機関: 1久留米大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.1147 - P.1150

文献概要

 陰茎,陰嚢の縫合の特徴としては,ほかの皮膚に比べて,非常に薄く,皮下組織には脂肪が少なく移動性に富むため,表皮が内側に埋没しやすいので注意を要する。また,術後の皮下出血が最も多い合併症であり,皮下の血管損傷をしないように,あるいは十分止血し縫合を行うべきである。泌尿器科医が日常行う機会の多い陰茎,陰嚢の代表的な手術について縫合での注意点について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら