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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻2号

2002年02月発行

文献概要

症例

膀胱原発平滑筋肉腫の1例

著者: 古賀文隆1 鈴木理仁1 石丸尚1 水尾敏之1 永松秀樹2

所属機関: 1東京労災病院泌尿器科 2国立身体障害者リハビリテーションセンター病院泌尿器科

ページ範囲:P.161 - P.163

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 症例は脊髄損傷で自己導尿中の27歳男性。膀胱タンポナーデで緊急入院となる。膀胱鏡で膀胱後壁に3cm大の粘液様広基性腫瘍を認め可及的に切除。膀胱平滑筋肉腫の診断を得た。膀胱外病変の所見はなく,骨盤リンパ節郭清および膀胱部分切除術を施行。摘除標本に残存腫瘍を認めなかつた。患者は術後1年6か月経過した現在,再発・転移の所見はなく生存中である。膀胱平滑筋肉腫の予後規定因子につき若干の文献的考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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