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手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・15
文献概要
最近は内視鏡とビデオによる方法や片側だけのminimally invasive operationも熟練医の手で可能になったが,ここでは従来から行われている上皮小体摘除術について述べる。手技上の困難さは再手術でなければレジデントでもこなせる程度である。要は,腺腫を1個摘除しても多発していることがあるので,それだけで手術を終えず,ほかの3個の上皮小体もできるだけ露出して正常,異常を確認し,疑わしければそれも摘除することが肝要である。
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