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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻3号

2002年03月発行

セミナー 泌尿器科医に必要な新しい医療材料の知識・3

吸収性局所止血剤

著者: 浅原利正1 中原英樹1 板本敏行1 片山幸治1

所属機関: 1広島大学医学部外科学第2講座

ページ範囲:P.233 - P.236

文献概要

 実質臓器からの湧出性出血に対して,これまでさまざまな止血用製剤が開発されその安全性,有用性が報告されてきた。我々の用いているコラーゲン・酸化セルロース併用法は出血傾向のある肝硬変合併手術症例でも有効で,現在まで明らかな合併症も認めていない。これらの利用により止血を確保することは,手術操作進行のうえでも重要であり,今後も止血のための手術手技向上と適切な医療材料の選択で,より安全な治療を目指す必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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