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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻3号

2002年03月発行

症例

膀胱褐色細胞腫の1例

著者: 菅谷真吾1 長谷川倫男1 川島淳1 林典宏1 塩野裕1 大石幸彦1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.261 - P.264

文献概要

 症例は47歳,女性。主訴は排尿時痛および肉眼的血尿。既往に高血圧はなし。膀胱腫瘍の診断にて経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行したが,術中高度な血圧上昇をきたし,腫瘍も筋層への浸潤が疑われたため,姑息的切除にとどめた。病理学的検査にて褐色細胞腫と診断され,後日,膀胱部分切除術を施行した。術後11か月の現在,再発の徴候は認められていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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