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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻3号

2002年03月発行

症例

腹腔鏡下に摘除した副腎神経節神経腫

著者: 望月英樹1 石光広1 森山浩之1 中原満1 福原敏行2 繁田正信3

所属機関: 1県立広島病院泌尿器科 2県立広島病院臨床研究検査科 3広島大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.266 - P.267

文献概要

 症例は40歳,男性。入間ドックで腹部超音波検査上,右副腎腫瘍を指摘され当院紹介受診。内分泌非活性型右副腎腫瘍の診断で,腹腔鏡下右副腎摘除術を施行。病理組織学的に,神経節神経腫と診断された。副腎神経節神経腫は副腎偶発腫瘍として小さな腫瘍径で発見される傾向にある。これらの腫瘍に対しては低侵襲である腹腔鏡手術の適応を検討すべきであると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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