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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻4号

2002年03月発行

増刊号特集 泌尿器科 病棟管理マニュアル

Ⅱ.ベッドサイド検査の実際

排泄時膀胱尿道造影

著者: 宮永直人1 赤座英之1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系泌尿器科

ページ範囲:P.74 - P.77

文献概要

1 はじめに
 膀胱および尿道を造影するには排泄性のものと逆行性のものとがある。このうち排泄時膀胱尿道造影(VCUG)は成人および小児の下部尿路の解剖に加え,排尿生理を評価することができる検査法である。ただしVCUGは逆行性に比べて鮮明さに欠けることから,尿道の形態異常には逆行性造影が用いられることも多い。泌尿器科疾患がVCUG単独で診断されることは少なく,IVP,超音波検査,CTなどと併用されるが,膀胱尿管逆流症(VUR)などにおいてVCUGは必要不可欠な検査法である。本稿ではVCUGの手技と検査のポイントについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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