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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻4号

2002年03月発行

増刊号特集 泌尿器科 病棟管理マニュアル

Ⅱ.ベッドサイド検査の実際

尿失禁:鎖膀胱尿道造影・パッドテスト

著者: 島田誠1

所属機関: 1昭和大学横浜市北部病院泌尿器科

ページ範囲:P.78 - P.82

文献概要

1 はじめに
 尿失禁はQOL疾患であり,わが国では受診率が極端に低く患者数が限られるが,社会的啓蒙が進んでいる現状より,今後急速に増加していくであろうことが予想される。
 ここでは尿失禁の診断においてもっとも基本的な検査である鎖膀胱尿道造影とパッドテストについてその手技と診断について解説する。鎖膀胱尿道造影は1953年にHodgkinsonによって紹介された方法であり,すでによく知られているが施設によってはその方法がまちまちである。簡単であるが異物を挿入する侵襲のある検査であり,熟知して正しく行われることが大切である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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