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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻4号

2002年03月発行

増刊号特集 泌尿器科 病棟管理マニュアル

Ⅳ.ベッドサイドトラブル対処法

発熱

著者: 鬼塚史朗1 合谷信行2

所属機関: 1東京女子医科大学成人医学センター泌尿器科 2東京女子医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.181 - P.185

文献概要

1 はじめに
 発熱は疾病に伴う症状のうち高頻度なものの一つで,原疾患の鑑別診断が重要なものである。また病棟の入院患者に発熱を認めることは日常的なことであり,対処に臨床医としての力量が問われることが多い。発熱の原因として最も考えられるものは感染症であり,感染部位,感染菌の同定が重要である。原因がわからない場合頻度の多い疾患から検索していき,疑われる原因は除去し消去法で考えることも一案であり,発熱様式が診断に有用な場合もある。以下に手術,検査入院時や特殊な病態での発熱の原因として考えられる疾患,対処法を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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