icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻4号

2002年03月発行

増刊号特集 泌尿器科 病棟管理マニュアル

Ⅳ.ベッドサイドトラブル対処法

消化管出血

著者: 宮崎薫1 酒井健二2 山口秋人1

所属機関: 1原三信病院泌尿器科 2原三信病院消化器科

ページ範囲:P.221 - P.223

文献概要

1 はじめに
 泌尿器科の入院患者は高齢者が多いため,合併疾患の初期対応や治療によっては,重篤になる可能性がある。そのなかで消化管出血についても,対処を誤ると,循環系に影響を及ぼし,新たな併発症を起こしうる。また,消化管出血をきたした原疾患の治療にも長期を要したり,もともとの泌尿器科疾患の治療が遅れたりすることで,入院期間が長期になる傾向にある。したがって,消化管出血を起こしやすいhigh riskグループでは,入院当初より注意深く対処する必要がある。
 以上のことを踏まえ,入院患者における消化管出血に対する初期治療,注意点などについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら