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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻5号

2002年04月発行

文献概要

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・16

後腹膜リンパ節郭清術

著者: 野々村祝夫1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学

ページ範囲:P.309 - P.317

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 進行性精巣腫瘍に対する後腹膜リンパ節郭清術(RPLND)はその治療上非常に重要な位置を占めている。本手術の必要性は1)病理学的staging,2)治療効果の判定と残存腫瘍細胞の検索,3)腫瘍(特にteratoma)に対する外科的完全切除の3点に集約される。従来の手術術式では,高頻度に射精障害を生じるが,射精神経を温存する術式の導入により,患者のQOLの向上が期待できる。本稿では,standardなRPLNDの術式を中心に射精神経温存RPLNDの術式の要点を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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