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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻5号

2002年04月発行

セミナー 泌尿器科医に必要な新しい医療材料の知識・4

組織接着剤

著者: 斉田芳久1 炭山嘉伸1 長尾二郎1

所属機関: 1東邦大学外科学第三講座

ページ範囲:P.329 - P.333

文献概要

 フィブリン接着剤は,生物学的組織接着剤で毒性や異物反応が少なく,生理的機序に基づいた創傷組織の接着,閉鎖が行われる理想的な生体接着剤である。手術時の体液漏出防止,止血,瘻孔閉鎖,組織の接着固定など広い分野で使用されている。液状とシート状の2種類の剤型があり,使用者が特性を十分に理解し,的確な部位へ目的に合わせた剤型を適切な方法で使用することで,今後泌尿器科領域を含め適応が拡大していくものと思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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