icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻6号

2002年05月発行

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・17

陰茎癌に対する陰茎切断術

著者: 松下靖1 藤岡知昭1

所属機関: 1岩手医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.413 - P.419

文献概要

 陰茎切断術は陰茎癌に対する標準的な術式である。手術のポイントは,狭窄のない新外尿道口の形成と陰茎海綿体切断時の出血の回避である。また,皮弁や筋皮弁を用いた皮膚再建法の併用により,進行性陰茎癌に対する拡大手術が可能となった。一方,手術による術後のQOLの低下は避けられず,陰茎再建の完成度の向上や陰茎温存の可能性についての試みなど今後の課題は多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら