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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻6号

2002年05月発行

症例

陰唇癒着症の1例

著者: 小野隆征1 細川幸成1 鳥本一匡1 岸野辰樹1 上甲政徳1 百瀬均1

所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院泌尿器科

ページ範囲:P.435 - P.437

文献概要

 症例は68歳,女性。排尿困難を主訴に当科を受診した。外診にて陰唇は正中で癒着しておりpinhole様の小孔を1か所に認めるのみで,陰唇癒着症と診断した。腰椎麻酔下に陰唇剥離術を施行した。現在,術後17か月であるが癒着の再発はなく,良好な排尿状態が継続している。陰唇癒着症は,女性排尿障害の原因として留意すべき疾患の一つと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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