icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻7号

2002年06月発行

特集 腹腔鏡下前立腺全摘除術

腹腔鏡下前立腺全摘除術—われわれの方法とコツ

著者: 寺地敏郎12 奥村和弘1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院泌尿器科 2東海大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.491 - P.496

文献概要

 腹腔鏡下前立腺全摘除術は形成術を必要とする癌の手術であり,癌の根治と術後のQOLの維持の両者の両立を必要とする。また,開放手術においてはしばしば輸血を必要とするような多くの出血を伴うことも稀ではない。このような手術を安全確実,かつ短時間で行うには的確な器具の選択と使用法,正確な解剖の理解,さらに十分なトレーニングに基づいた緻密な手技の積み上げが要求される。すなわち,各ステップの一つ一つの過程でのピットフォールの認識とその回避,チームプレイとしての器具のハンドリングを十分に理解しておくことが重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら