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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻7号

2002年06月発行

症例

金属片による陰嚢への貫通外傷の2例

著者: 久保田恵章1 西野好則1 高橋義人1 出口隆1 竹内敏視2 酒井俊助2

所属機関: 1岐阜大学医学部泌尿器科 2県立岐阜病院泌尿器科

ページ範囲:P.551 - P.553

文献概要

 作業中,金属片により陰嚢への貫通外傷をきたした2例を経験したので報告する。症例1:26歳,男性。金属片は右精巣,精巣上体を損傷し精管および精索の間に留まっていた。症例2:28歳,男性。金属片は右精巣上体,右精索を貫通し左陰茎海綿体根部まで達していた。いずれも陰嚢皮膚貫通創に比べて広範囲な損傷を受けていたが,精巣を摘出することなく,術後勃起機能,射精機能は温存された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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