icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻1号

2003年01月発行

症例

化学療法後外科的切除を行った精巣腫瘍骨転移例

著者: 佐藤元昭1 成田知1 長沼慎二2 佐々木資成2 和田誠之2 藤沢洋一2

所属機関: 1大館市立総合病院泌尿器科 2大館市立総合病院整形外科

ページ範囲:P.63 - P.65

文献概要

 症例は43歳,男性。主訴は右股関節痛。1999年6月4日右精巣腫瘍に対し,高位精巣摘除術施行し,セミノーマの診断を得た。StageⅠとして外来通院中であったが,術後9か月頃より血中LDH値が漸増した。術後1年経過時右股関節痛あり,整形外科を受診した。転移性骨腫瘍と診断され,当科に紹介された。BEP3コースおよび局所照射を併用した後,右大腿骨頭置換術を行った。術後18か月で再発を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら