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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻10号

2003年09月発行

症例

陰茎神経線維腫の1例

著者: 倉澤剛太郎1 小谷和彦2 戸塚一彦3 小林裕3

所属機関: 1西吾妻福祉病院泌尿器科 2鳥取大学医学部臨床検査医学 3自治医科大学大宮医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.829 - P.831

文献概要

 32歳,男性。陰茎腫瘤を主訴に来院した。陰茎腹側に32×16mmの腫瘤であった。腫瘤は,周囲皮膚と同様の色調で,可動性は良好で弾性硬,無痛性であり,白膜に付着していた。超音波検査上,腫瘍は均一な低エコー域で描出され,周囲との境界も明瞭であった。腫瘍摘出術を施行し,病理検査にてS-100蛋白陽性を確認し,神経線維腫と診断した。術後の経過も順調であり,再発,機能障害も認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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