文献詳細
手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 10
文献概要
より侵襲の少ない治療法の選択が現代医療の趨勢となり,泌尿器科領域でも腹腔鏡を用いた手法が発展し,その範囲が拡大している。精巣腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下後腹膜リンパ節郭清術は1992年にHulbertらによって初めて報告されて以来,報告例はあるものの広く行われてはいない。今回われわれは7例の腹腔鏡下後腹膜リンパ節郭清術を試みたので,自験例の成績などを報告するとともに,今までの報告例と合わせて考察した。
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