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雑誌目次

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻2号

2003年02月発行

雑誌目次

綜説

過活動膀胱の脳内メカニズムと神経伝達物質

著者: 横山修

ページ範囲:P.103 - P.109

 脳疾患に基づく頻尿,尿失禁は,介護される患者側のみならず介護する側のQOLも大きく損なう。特に脳血管障害は,「寝たきり老人」のその「寝たきり」になった原因の37%を占めるといわれている。そしてそのほとんどが「オムツ」の装着を強いられているのが実情である。超高齢化社会を迎えるにあたりオムツ対策は重要である。高齢者に多い脳血管障害と脳変性疾患に焦点を絞り,その病態モデルをもとに過活動膀胱の脳内メカニズムを概説した。

手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 2

体腔鏡下手術のための新しい機器・技術

著者: 川端岳

ページ範囲:P.111 - P.118

体腔鏡下手術は,体壁に設置したトロカーを通して鉗子などの処置具を体内に誘導し,通常の開創手術と同様の手技を行う低侵襲治療の代表の一つであり,現在各科領域でその施行例数は確実に増加している。本手術は新しい分野であるため新しい機器や手技が次々に開発されており,本手術に関わるものはそれらに精通しておく必要がある。本稿では新規開発された機器およびそれに伴う新しい技術について解説する。

体腔鏡下手術のための新しい機器

著者: 座光寺秀典 ,   荒木勇雄 ,   土田孝之 ,   武田正之

ページ範囲:P.119 - P.125

体腔鏡下手術における器具の進歩はここ数年著しい。これらは手術の安全性と確実性の向上,また手術適応の拡大にも貢献している。体腔鏡下用器具には,1)気腹に関するもの,2)光学系に関するもの,3)手術操作に関するもの,に大別される。それぞれ発達改良が繰り返され,よりよい機器が登場しているが,使用目的と方法,合併症と対策について熟知していないとその特性を生かせないだけでなく危険を伴う場合もある。器具の使用にあたっては十分な理解が必要である。

セミナー 泌尿器科診療とリスクマネジメント 2

病棟業務におけるリスクマネジメント

著者: 野口満 ,   金武洋

ページ範囲:P.127 - P.133

医療事故を防ぎ安全な医療を行うためには,インシデント発生を予防し,インシデントが事故につながらないシステムが必要である。そのためには,安全管理体制の整備,医療スタッフへのリスクマネジメントの教育と啓蒙,エラーへの対策と予防が必要である。本稿では病棟業務で多いインシデントである注射・与薬エラー,転倒・転落,ドレーンチューブ管理トラブルを中心にそのリスクマネジメントについて述べる。

原著

ミニラパロトミーによる前立腺全摘除術

著者: 岡根谷利一 ,   中山剛

ページ範囲:P.137 - P.140

前立腺癌に対し,下腹部7cm切開のミニラパロトミー法による恥骨後式逆行性前立腺全摘除術を10例に行い,従来法20例と比較検討した。ミニラパロトミー法では手術時間が平均3時間21分と,従来法の2時間11分に比べ有意に長いものの,CRPに代表される術後の負荷には差がなく,反面術後の鎮痛剤の使用量は有意に減少していた。また,術後の尿失禁の治癒までの週数には有意差はなかった。合併症として1例で直腸損傷がみられたが,術野の展開が不良であったことが誘因になったと考えられた。したがって切開創を小さくすることにより低侵襲の術式となるものの,ミニラパロトミーで良好な術野が得難い場合には速やかに切開を拡張するべきである。

症例

膀胱パラガングリオーマの1例

著者: 稲田浩二 ,   山下与企彦 ,   丹司望 ,   横山雅好

ページ範囲:P.141 - P.143

症例は54歳,男性。無症候性血尿を主訴に近医を受診し,膀胱結石と前立腺肥大症を指摘された。経尿道的膀胱砕石術を施行した際,後壁に粘膜下腫瘍を認め,当科を紹介された。経過観察していたところ増大傾向を示したため,手術目的で当科に入院した。経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行したところ,病理組織学的所見は膀胱パラガングリオーマであった。今後も十分な経過観察が必要である。

経皮的針生検にて診断した肺癌腎転移

著者: 望月英樹 ,   石光広 ,   井上洋二 ,   森山浩之 ,   中原満 ,   西阪隆 ,   福原敏行

ページ範囲:P.145 - P.147

66歳,男性。無症候性肉眼的血尿を主訴に受診した。7か月前,左肺癌のため手術を受けていた。腹部CTでは両腎に腫瘤を認めた。右肺には左肺癌の転移が考えられた。両側腎腫瘤に対する治療方針を決定するため,左腎腫瘤について経皮的針生検を施行したところ,肺癌の腎転移が判明した。

腎外傷による腎周囲血腫に合併した気腫性腎盂腎炎の1例

著者: 高木康治 ,   橋本純一 ,   金井茂

ページ範囲:P.149 - P.151

症例は67歳,女性。腹満感を主訴に当院を受診した。精査後,腎外傷による左側腎周囲血腫に合併した気腫性腎盂腎炎と診断され入院した。保存的治療を施行するも改善を認めないため,左側腎周囲血腫にドレーンを留置し治癒に至った。

Tension-free vaginal tape手術後に後腹膜血腫を合併した腹圧性尿失禁

著者: 柳沢良三 ,   小野澤瑞樹 ,   瀧本泰彦

ページ範囲:P.153 - P.155

39歳,女性。腹圧性尿失禁に対しtension-free vaginal tape手術を施行。術中,左穿刺針刺入部から出血したが縫合止血し,手術は問題なく終了した。しかし,術後血圧低下と下腹部痛が出現し,CTにて骨盤腔内血腫を確認した。止血用バルーンカテーテルによる経尿道的牽引が有効であり,以後回復は良好だったが,1,000mlの輸血を要した。経腟式尿失禁手術ではレチウス腔内の操作は盲目的であり,骨盤内出血の可能性を念頭におくべきであると思われた。

内分泌化学療法中に両側副腎転移をきたした前立腺癌

著者: 石井龍 ,   平塚義治

ページ範囲:P.157 - P.159

70歳,男性。10年前に多発性骨転移を伴う前立腺癌の診断で内分泌化学療法を開始した。血清前立腺特異抗原(PSA)は359から1.5ng/mlまで低下した。治療開始から4年後にPSAが再燃した。その5年後に腹部CTにて両側副腎腫大が出現した。エコーガイド下に経皮的左副腎針生検を施行し,前立腺癌副腎転移と診断した。治療開始から12年後の現在,副腎以外の部位に癌の再発はなく生存中である。

経尿道的に切除した粘膜下型膀胱平滑筋腫

著者: 萩原徳康 ,   藤広茂

ページ範囲:P.161 - P.163

症例は62歳,男性。右側腹部痛を訴え近医を受診し右尿管結石と膀胱腫瘍を指摘され当科に紹介された。膀胱右側に45mm大の隆起性病変を認め,膀胱鏡で粘膜下腫瘍を認めた。経尿道的に生検を行い平滑筋腫と診断された。腫瘍径から腫瘍核出術を考慮したが,患者の希望により,後日,経尿道的に可及的に切除した。視野制限によりすべて切除することは不可能であった。本邦において経尿道的切除術にて完全に切除された症例は13例で,平均最大径は17.8mmであった。

画像診断

術前診断が困難であった腎血管筋脂肪腫の2例

著者: 横溝智 ,   松岡庸洋 ,   岡聖次

ページ範囲:P.165 - P.167

【症例1】

 患者 49歳,女性。

 主訴 右腎腫瘤。

 現病歴 2000年4月,検診時の腹部エコー,CTにて右腎上極に腫瘤を指摘され,当科初診。MRI,ドップラーエコーを行ったが確定診断に至らず,経過観察していたが,7か月後のCT,MRI,ドップラーエコーにて腫瘤の増大(2cm大)を認めたため,腎悪性腫瘍を疑い,当科に入院した。

 画像診断 CTにて右腎上極に2.5cm大の腫瘤を認めた。単純CTにて明らかな脂肪成分は認めなかった(図1)。造影CTにて,enhanceされた(図2)。MRI T1強調画像ではiso intensityを,T2強調画像ではhigh intensityを示した(図3,4)。また,エコーでは等エコー像を示した。

 以上より,右腎悪性腫瘍と診断した。術中所見にて腫瘍は腎外に突出しており,術中エコーにて部分切除可能と判断し,右腎部分切除術を施行した。

 摘除標本 腫瘍は2×1.5cm大で割面は茶褐色を呈していた。

 病理組織所見 HE染色にて血管および平滑筋成分は認めるが,脂肪成分は確認できなかった。しかし,紡錘形細胞がHMB-45にて染色されたため,血管筋脂肪腫(angiomyolipoma:AML)と診断された。

 【症例2】

 患者 72歳,男性。

 主訴 後腹膜腫瘤。

 現病歴 2001年4月,検診時の腹部エコー,CTにて左腎上外側に7cm大の腫瘤を指摘され,当科初診。MRIにて腫瘤は脂肪成分が豊富であり,脂肪腫あるいは脂肪肉腫と診断し,当科に入院した。

 画像診断 単純CTでは,左腎上外側にlow densityを示すSOLを認めた(図5)。造影CTにてややenhanceされた(図6)。MRIではT1・T2強調画像とも内部はやや不均一で,high intensityを示した(図7,8)。これらの画像上,腎臓の変形はほとんどみられなかった。また,エコーでは全体に高エコー像を示した。以上より,後腹膜に発生した脂肪腫,または脂肪肉腫と診断した。

 術中所見 腫瘍は周囲組織と一部やや強度に癒着しており,また,腫瘍の一部が腎実質に入り込んでいるように見えたため,腎臓,副腎を残すことは不可能と判断し,左腎,副腎全摘除術を含む腫瘍摘除術を施行した。

 摘除標本 重量は650g。腫瘍は7×5cm大で,割面は黄白色であった。

 病理組織所見 HE染色では,大部分が脂肪成分であったが,腫瘍内に尿細管があり,その周囲に血管,平滑筋成分を認め,また,紡錘形細胞がHMB-45にて染色されたため,腎外発育型のAMLと診断された。

精巣腫瘍で発見された悪性リンパ腫

著者: 南里正之 ,   北嶋将之 ,   石川暢夫

ページ範囲:P.169 - P.171

 患者 88歳,男性。

 主訴 右陰囊腫脹。

 既往歴・家族歴 特記すべきことなし。

 現病歴 2002年3月,家族が右陰囊の腫脹に気づき近医を受診した。右精巣腫瘍の診断にて2002年3月30日に当科に紹介され受診した。

 入院時現症 右陰囊内に鶏卵大の無痛性,弾性硬,表面平滑の腫瘤を触知した。表在リンパ節は触知せず。発熱,体重減少はなし。軽度の老人性痴呆あり。

 入院時検査所見 LDH:1293U/l(基準値299~610)は高値であったが,腫瘍マーカーのAFP,HCG-βは正常値であった。それ以外の血液化学検査,尿検査は特に異常を認めなかった。

 画像診断 エコーでは,右精巣は径3.4×2.8cm,内部は均一で低エコー性であった(図1)。陰囊MRIにおいて約5.0×3.5×3.4cmの境界明瞭なsolid massが認められた。T1強調画像では軽度不均一で,対側精巣とほぼisointensityであった。T2強調画像では不均一なhypointensityを示していた。精巣内に正常部位は確認できなかった(図2)。腹部CTにおいて腎門部周囲を中心に多数の傍大動脈リンパ節の腫大が認められた(図3)。また,左腎下極に径1.8cmの造影効果のある転移性腫瘍が認められた(図3)。胸部CTにおいて多数の縦隔リンパ節の腫大が認められた(図4)。腫瘍マーカーが正常値であり,画像診断的にはセミノーマが最も疑われたが,年齢を考慮すると精巣原発の悪性リンパ腫も否定できなかった。確定診断を得るため2002年4月,右高位精巣摘出術を施行した。

 摘出標本 大きさは6.0×4.5×3.0cm,重量は65g。精巣割面は乳白色調,平滑であった(図5)。

 病理組織学的所見 Non-Hodgkin malignant lymphoma diffuse large B-cell lymphoma(Rare types)(図6)であった。精索への直接浸潤が認められた。免疫学診断法:LCA:++,UCHL-1:focal+,L-26(CD20):++,CEA:-,EMA:-,keratin:-。

 術後経過 補助療法のことを家族に説明したが,高齢・痴呆が認められることを理由に積極的な治療は望んでおらず,補助療法なしで外来にて経過観察をしている。

感染性尿膜管囊腫のMRI画像

著者: 藤田和利 ,   辻川浩三 ,   菅尾英木

ページ範囲:P.174 - P.175

 患者 11歳,男児。

 主訴 臍部の膨隆,疼痛。

 家族歴 特記すべきことなし。

 既往歴 5歳より気管支喘息。

 現病歴 約1年前より腹痛および臍よりの滲出液流出を繰り返し,近医を受診していた。2001年3月9日より40℃の発熱と腹痛を認め,近医で抗生物質を投与されるが軽快せず,次第に臍周囲の発赤と膨隆を認めてきたため,2001年3月22日当院救急外来を受診した。

 現症 身長140cm,体重37kg。体温37.9℃。臍の発赤,臍よりの膿の流出を認め,臍周囲の圧痛を認めた。筋性防御は認ない。検尿異常なし。

 検査成績 白血球12,900/mm3,CRP 1.78mg/dlと炎症所見を認めた。膿の培養でStaphylococcus epidermidis(MRSE)2+,Enterococcus faecalis 3+を認めた。

 画像所見 超音波検査では臍下部に腫瘤を認め,内部は不均一な低エコー像であった。入院時の腹部単純CTでは臍下部に辺縁不明瞭な腫瘤を認めた。DIPで膀胱および上部尿路に異常を認めなかった。抗生剤点滴治療を開始し,炎症所見消失後にMRIを撮影した。臍下部の腫瘤はT1強調画像で筋肉と同程度の信号を呈し,T2強調画像では低信号を呈する充実性の腫瘤として描出された。矢状断では臍下部の腫瘤から膀胱頂部へと続く索状物を認め,T1強調画像およびT2強調画像ともに膀胱筋層と同じ低信号を呈していた(図1)。

 以上の所見より感染性尿膜管囊腫と診断し,2001年4月6日下腹部横切開にて尿膜管切除および膀胱部分切除を施行した。臍下部の腫瘤から膀胱頂部まで続く尿膜管を認め(図2),MRI所見と一致していた。臍下部の腫瘤は炎症性に周囲と癒着していたが,その他は癒着なく,臍の一部および膀胱頂部を含めて尿膜管を切除した。切除標本では腫瘤は充実性の炎症性変化を示し,索状物は膀胱頂部付近では管腔構造を認めたが,その頭側で閉塞していた。

小さな工夫

カテーテル留置中の肉眼的血尿の評価・表現方法

著者: 作間俊治

ページ範囲:P.178 - P.179

 経尿道的前立腺切除術術後など血尿の持続する病態においては,血尿の程度が重要な観察項目の一つである。血尿が高度の場合カテーテル閉塞の危険性が増し,持続膀胱洗浄中であれば還流液のスピードを上げる必要が生じる。術後の患者の観察は尿の性状も含めて看護婦(看護師)に委ねられることが多く,医師と看護婦を含むスタッフ間で統一した基準が必要である。血尿の程度の判断や表現には,“淡血性”,“鮮血尿”,“トマト色”,“紅茶色”などと言葉で表現する方法と,いろいろな濃度の偽血尿を写真に撮って基準表をつくりスケール化して表現する方法がある1,2)

 当院では従来言葉での表現を行っていたが統一性に劣ると考え,このたび簡易な血尿評価スケールを作成した(図1)。つまり,Microsoft Wordの文字形態MSゴシックでローマ数字Ⅱを10.5,18,36,72ポイントの大きさで白い紙に黒字で印刷し,蓄尿袋への接続管の下において,Ⅱの二本の線の隙間が血尿で見えなくなるかどうかで1度から5度と表現することにした。血尿が高度になると透明度がなくなり小さい字は見えなくなることを利用したものである(図2)。これは従来の色調を重視した血尿基準表とは異なり,透過性を重視したものである。なお当院で使用しているBARD社ウロバック蓄尿袋の管においては,10.5ポイントのⅡが透けて見える血尿1度では100mlあたり0.6ml以下の血液混入量で,72ポイントのⅡの隙間が透けて見えない血尿5度では100mlあたり4ml以上の血液混入量である。

病院めぐり

厚生連高岡病院泌尿器科

著者: 布施春樹

ページ範囲:P.182 - P.182

 厚生連高岡病院は,昭和11年10月1日に産業組合高岡病院として設立されました。昭和26年4月1日には農協高岡病院と名称が改正され,昭和50年4月1日からは厚生連高岡病院と変更されています。しかし,正式には「富山県厚生農業協同組合連合会高岡病院」といい,この連合会の病院としては全国で3番目に設立されたそうです。平成11年4月に新病棟が完成し,それに伴い病床数も681床と増床しました。医師数は93名で,救急救命センターを含め20科の診療科があり,文字通り富山県呉西地区の基幹病院としての役割を担っています。

 泌尿器科は,金沢大学医学部泌尿器科教室の派遣病院として,昭和41年10月に皮膚科から正式に分離し,初代部長として亀田健一先生(現在,小松市民病院院長),後見役として津川龍三先生(現在,金沢医科大学泌尿器科名誉教授)が就任され,次いで昭和42年4月からは岡野慎一先生(現在,横浜市で開業)に交代されています。そして昭和43年1月から美川郁夫先生が3代目部長として着任,泌尿器科の発展に尽力され,平成8年9月に定年退職されました。4代目部長の平野章治(昭和47年卒)が平成9年6月より副院長を併任,平成8年8月から赴任した布施春樹(昭和58年卒)が平成13年4月より5代目部長を拝命しました。現在,平野副院長,布施,池田大助医長(平成4年卒),松谷亮研修医(平成13年卒)の計4人の常勤医で日常の診療に当たっています。

松下記念病院泌尿器科

著者: 内田睦

ページ範囲:P.183 - P.183

 松下記念病院は,大阪市の東に隣接する守口市(人口約16万人)の国道1号線と淀川との間の閑静な住宅街にあります。近隣には松下電器産業(株)本社のある門真市があり,病院の最寄り駅は地下鉄谷町線(守口駅から徒歩10分)と京阪電鉄(守口市駅から徒歩15分)があります。

 当院は1940年に松下電器従業員とその家族の疾病対策のために,事業主直営医療機関の松下病院(病床数13床)として大阪府北河内郡守口町に開設され,戦中・戦後を通じて松下電器の社員,家族を中心に信頼される医療機関としてその使命を果たしてきました。その後,1953年に松下病院は松下電器健康保険組合に移管されました。当時の病院は病床数が47床でしたが,徐々に増改築を進め,1958年に総合病院(病床数210床)の認可を受けました。

基本情報

臨床泌尿器科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1332

印刷版ISSN 0385-2393

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