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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻2号

2003年02月発行

症例

内分泌化学療法中に両側副腎転移をきたした前立腺癌

著者: 石井龍1 平塚義治1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院泌尿器科

ページ範囲:P.157 - P.159

文献概要

70歳,男性。10年前に多発性骨転移を伴う前立腺癌の診断で内分泌化学療法を開始した。血清前立腺特異抗原(PSA)は359から1.5ng/mlまで低下した。治療開始から4年後にPSAが再燃した。その5年後に腹部CTにて両側副腎腫大が出現した。エコーガイド下に経皮的左副腎針生検を施行し,前立腺癌副腎転移と診断した。治療開始から12年後の現在,副腎以外の部位に癌の再発はなく生存中である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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