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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻2号

2003年02月発行

症例

経尿道的に切除した粘膜下型膀胱平滑筋腫

著者: 萩原徳康1 藤広茂1

所属機関: 1岐阜赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.161 - P.163

文献概要

症例は62歳,男性。右側腹部痛を訴え近医を受診し右尿管結石と膀胱腫瘍を指摘され当科に紹介された。膀胱右側に45mm大の隆起性病変を認め,膀胱鏡で粘膜下腫瘍を認めた。経尿道的に生検を行い平滑筋腫と診断された。腫瘍径から腫瘍核出術を考慮したが,患者の希望により,後日,経尿道的に可及的に切除した。視野制限によりすべて切除することは不可能であった。本邦において経尿道的切除術にて完全に切除された症例は13例で,平均最大径は17.8mmであった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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