文献詳細
手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 3
文献概要
腎細胞癌に対するわれわれの行っている腹腔鏡下腎摘除術の手術手技を紹介し,1992年から筆者らの経験した200例における手術成績,長期臨床経過について検討し,同術式の有用性について言及した。現在では主として経腹的到達法で腎を遊離しており,開腹手術よりも少ない出血量で,短期間での社会復帰が可能である。長期成績においても,T1症例,T2,T3症例ともに開腹術と比較して遜色なく,腎細胞癌に対する術式として有用である。
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