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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻3号

2003年03月発行

症例

尿閉を主訴とした無菌性髄膜炎

著者: 田村陽一1 三崎博1 斎藤竜一1 熊谷治巳1

所属機関: 1大和市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.245 - P.247

文献概要

患者は51歳,男性。尿閉,発熱,頭痛を主訴に当院を受診。入院後,見当識障害が出現し腰椎穿刺を施行したところ,リンパ球優位の細胞増加を認めたため無菌性髄膜炎と診断した。膀胱内圧測定では弛緩性膀胱を呈したが,保存的治療で髄膜炎は改善し,入院20日目尿道カテーテルを抜去したところ自排尿を認め,その後正常の排尿状態に回復した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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