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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻4号

2003年04月発行

特集 前立腺疾患のすべて

Ⅱ 前立腺肥大症 検査法のテクニックとコツ

膀胱尿道鏡検査

著者: 山口聡1

所属機関: 1旭川医科大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.67 - P.72

文献概要

 1 はじめに

 前立腺肥大症に対する膀胱尿道鏡検査は侵襲的であるため,現在では,前立腺肥大症の診断のためには必ずしも第一選択とはならない検査法と思われる。しかし,前部尿道,後部尿道,膀胱頸部や膀胱内景を直視下に観察可能である点において,症例によっては非常に有用な情報を得ることができる。一方,この手技は,特に研修医にとって,経尿道的前立腺切除術(TUR-P)などの内視鏡手術で使用する機器取り扱いの基本にも結びつくものである。ここでは,膀胱尿道鏡の適応,種類,方法など,前立腺肥大症の診断に重要と思われる点を中心に述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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