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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻4号

2003年04月発行

特集 前立腺疾患のすべて

Ⅲ 前立腺癌 診断のための検査と評価

腫瘍マーカーはどこまで役立つか

著者: 原啓1

所属機関: 1東邦大学医学部泌尿器科第1講座

ページ範囲:P.180 - P.184

文献概要

 1 はじめに

 前立腺癌診断の三本柱は,PSA(前立腺特異抗原),DRE(直腸指診),TRUS(経直腸エコー)であることに異論はないであろう。その中でもPSAの前立腺癌診断における役割は最大であり,単に診断のみにとどまらない発展をみせている。

 2001年に改訂された「前立腺癌取扱い規約(第3版)」でも,腫瘍マーカー―前立腺特異抗原として,PSAについての詳細な記載が追加されている1)

 はたしてPSAを中心とした腫瘍マーカーは,前立腺癌の臨床の現場で,どこまで役立つのであろうか。その現状,今後の展望について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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