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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻4号

2003年04月発行

特集 前立腺疾患のすべて

Ⅲ 前立腺癌 診断のための検査と評価

骨転移の診断

著者: 住吉義光1

所属機関: 1国立病院四国がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.197 - P.200

文献概要

 1 はじめに

 前立腺癌は骨転移をきたしやすい代表的な癌種である。進行癌においてはほとんどの症例で骨転移が認められ,疼痛や病的骨折などの症状を呈する。一般に前立腺癌の骨転移は造骨性病変として観察されるが,病理組織学的にはosteoblastic changeのみでなくosteolytic changeと混在している場合が多い1)。通常,骨転移の診断には骨単純X線写真,骨シンチグラフィー,MRIなどが用いられる。本稿では,骨シンチグラフィーを中心に骨診断の進め方,骨転移巣の拡がり,治療効果判定や最近の話題などを述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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