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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻4号

2003年04月発行

特集 前立腺疾患のすべて

Ⅲ 前立腺癌 治療法の選択と予後 放射線照射方法のプロトコール

密封小線源療法

著者: 門間哲雄1 斉藤史郎1

所属機関: 1国立病院東京医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.228 - P.233

文献概要

 1 はじめに

 米国において前立腺癌に対する小線源治療を受ける患者は,1996年には限局性前立腺癌患者のうち4.2%に過ぎなかったものの,近年急速に増加しており2005年には約半数にまで増加すると推定されている1)。米国におけるヨード(125I)やパラジウム(103Pd)の永久留置法は,日本では法的規制により実施することが今のところできないため,本邦では主にイリジウムを用いた一時留置法による小線源治療法が施行されている。本稿では米国での現状および本邦で施行されている方法について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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