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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻4号

2003年04月発行

文献概要

特集 前立腺疾患のすべて Ⅲ 前立腺癌 治療法の選択と予後

新しい化学療法

著者: 野々村祝夫1

所属機関: 1大阪大学大学院医学研究科器官制御外科学

ページ範囲:P.239 - P.243

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 1 はじめに

 前立腺癌は周知のとおりホルモン療法に非常によく反応するため,進行癌に対しては副作用の軽微なホルモン療法が選択されることが多く,化学療法についてはあまり進んだ臨床研究がなされていなかったように感じられる。しかし,高齢化に伴い,ホルモン療法抵抗性となった後の生活などが問題にされる機会が増えたために,「ホルモン抵抗性前立腺癌に対する治療」としての化学療法が取り上げられるようになってきた。したがって,ここでは「ホルモン抵抗性前立腺癌(hormone-refractory prostate cancer=HRPC)に対する新しい化学療法」に限って論じることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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