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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻7号

2003年06月発行

文献概要

小さな工夫

経尿道的マイクロ波高温度治療施行時のカラードプラ超音波の有用性

著者: 曽我倫久人1 杉村芳樹2

所属機関: 1紀南病院泌尿器科 2三重大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.541 - P.541

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 経尿道的マイクロ波高温度治療(transuretheral microwave thermotherapy,以下TUMT)は,前立腺肥大症に対する低侵襲の治療法の選択肢として認知されつつある。TUMTにおいては,経尿道的に行う内視鏡治療とは異なり,術野を直視下において行うことができないため,マイクロ波の発生部の先端が適切な位置に維持できているかをモニターすることが,合併症を予防するために重要である。

 経直腸的にモニターを挿入することにより,直腸内の温度(特に直腸温が高温になっていないか)をモニターすることが可能であるが,マイクロ波のプローベが適切な位置かを確認するには不十分である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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