icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻8号

2003年07月発行

特集 泌尿器悪性腫瘍の治療指針―私たちはこうしている

副腎腫瘍の治療指針

著者: 高田晋吾1 藤本宜正1 小出卓生1 松宮清美2

所属機関: 1大阪厚生年金病院泌尿器科 2大阪大学大学院医学研究科器官制御外科学(泌尿器科)

ページ範囲:P.575 - P.579

文献概要

 最近の画像診断や人間ドックなどの発展に伴い,副腎腫瘍が発見されることが多くなってきているが,副腎腫瘍は良性腫瘍から悪性腫瘍まで様々な悪性度のものが存在し,また内分泌活性腫瘍はそれぞれの内分泌学的特徴によりその臨床症状も変化する。診断については負荷試験を含む内分泌学的検査や副腎シンチグラフィーなどの特異的な画像診断法を効果的に選択することが肝要である。また治療法も腹腔鏡手術の導入や内科的治療の進歩などにより選択肢が増えてきた。これらのことより,泌尿器科医にとって副腎腫瘍を的確に診断し,最善の治療法を選択する必要性は,ますます重要となってきていると思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら