icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻8号

2003年07月発行

文献概要

特集 泌尿器悪性腫瘍の治療指針―私たちはこうしている

膀胱癌の治療指針

著者: 清田浩1 浅野晃司1 木村高弘1 近藤直弥2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室 2町田市民病院

ページ範囲:P.623 - P.627

文献購入ページに移動
 われわれの膀胱癌治療指針を概説した。表在性膀胱癌については経過観察を原則とし,再発性,CIS随伴性,多発性であればBCG膀胱注入療法を追加する。浸潤性膀胱癌については,遠隔転移あるいはリンパ節転移があればMEC療法を2コース以上行う。遠隔転移のない浸潤性膀胱癌に対しては膀胱全摘除術を行うが,その際の尿路変向術は回腸導管,S状結腸直腸パウチ,回腸新膀胱(Studer法)のいずれか(尿道摘除術を併せて行うときには前2者のいずれか)を選択する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら