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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科57巻9号

2003年08月発行

手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 7

後腹膜鏡下腎盂形成(切開)術

著者: 永井敦1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯学総合研究科泌尿器病態学

ページ範囲:P.707 - P.713

文献概要

 腎盂尿管移行部狭窄症に対する後腹膜鏡下腎盂切開術について解説する。腎盂尿管移行部周囲組織を十分に剝離し,移行部に交差血管が認められた場合は,血管を剝離し腎盂上方へ移動し固定する。さらに移行部にKTPレーザーにて縦切開を加える。交差血管のない症例は移行部を十分剝離し,縦切開を加えて終了する。本術式は低侵襲であり,腎盂尿管移行部狭窄症に対する手術術式として標準術式の一つに加えられるものと考える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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