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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻1号

2004年01月発行

手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 12

腹腔鏡下根治的膀胱摘除術と腹腔鏡補助下回腸導管造設術

著者: 榊原尚行12 作田剛規1 片野英典1

所属機関: 1市立釧路総合病院泌尿器科 2現:さかきばら泌尿器科

ページ範囲:P.53 - P.57

文献概要

要旨:膀胱前立腺摘除術はデノヴィエ腔に入り前立腺尖部までの到達,lateral pedicle処理時の術野の確保が,膀胱子宮摘除術は腟壁切除の止血操作が肝要である。回腸導管造設術は体外で腸管・尿管の切離・吻合を施行する。左尿管をS状結腸間膜の下を這わせての右側移動が要点である。開放手術より手術時間は長く,術後の飲食開始にも差異はなかったが,疼痛の軽減,歩行開始は優っており,低侵襲手術として有用と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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