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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻10号

2004年09月発行

文献概要

手術手技 ここまできた泌尿器科日帰り手術 7

小児泌尿器科における日帰り手術:停留精巣

著者: 山崎雄一郎1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.743 - P.749

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 要旨:小児の停留精巣を日帰り手術で行う場合,入院治療と比較して術式および周術期管理に特別な相違はない。停留を触知しない場合は腹腔鏡による診断を先行し,高位の精巣に対してはJones法による固定を第一選択とする。停留精巣手術は周術期が安定しており日帰り手術のよい適応である。しかし日帰り手術のためのシステムを構築しないと医療サイドの負担が増える割には手術件数が増やせないため,現時点で施行している小児専門病院はきわめて少ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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