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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻10号

2004年09月発行

症例

敗血症を契機に発見された膀胱異物

著者: 古林伸紀1 奥村幸司2 根岸孝仁2 新坂秀男2 中村元信2 長谷川淑博2

所属機関: 1自衛隊福岡病院泌尿器科 2国立病院九州がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.781 - P.783

文献概要

 74歳,男性。全身倦怠感を主訴に当院内科を受診した。その後敗血症に至り,膀胱異物による尿路感染が原因と考えられ,当科に転科した。異物はKUB上,前立腺部尿道にはまり込んでいた。経尿道的除去は困難と考え,抗生剤投与にて敗血症治療後,開腹手術にて異物を除去した。術後,残尿量および尿流量率の著明な改善を認めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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