文献詳細
手術手技 ここまできた泌尿器科日帰り手術 9
文献概要
要旨:カルンクルは日常の外来診療で比較的頻度の高い疾患である。有症状の大豆大以上の腫瘍には,単純切除,側壁に及ぶ大きな腫瘍には,広範切除術を行っている。一方,尿道脱はカルンクルよりも稀であり,小児例では,エストロゲンによる保存的治療,成人例では,外科的根治術が行われる。環状切除術が推奨されるが,日帰りよりは,1泊入院が望ましい。いずれも仙骨麻酔で安全に施行可能である。術後の再発,狭窄には十分に注意する。
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