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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻13号

2004年12月発行

手術手技 ここまできた泌尿器科日帰り手術 9

カルンクルおよび尿道脱に対する外科的治療法

著者: 高橋信好1 山内崇生1 工藤大輔1

所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.1001 - P.1005

文献概要

 要旨:カルンクルは日常の外来診療で比較的頻度の高い疾患である。有症状の大豆大以上の腫瘍には,単純切除,側壁に及ぶ大きな腫瘍には,広範切除術を行っている。一方,尿道脱はカルンクルよりも稀であり,小児例では,エストロゲンによる保存的治療,成人例では,外科的根治術が行われる。環状切除術が推奨されるが,日帰りよりは,1泊入院が望ましい。いずれも仙骨麻酔で安全に施行可能である。術後の再発,狭窄には十分に注意する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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