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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻13号

2004年12月発行

文献概要

症例

頸部リンパ節転移をきたした巨大前立腺癌

著者: 駒井好信1 漆原正泰1 森本信二1 酒井邦彦1

所属機関: 1土浦協同病院泌尿器科

ページ範囲:P.1031 - P.1034

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 74歳,男性。主訴は血尿。両側水腎症,骨盤内腫瘤を指摘され,当科に紹介された。PSA高値,下腹部腫瘤を認め,前立腺生検と画像検査を施行,cT4N1 M1の巨大な腫瘤を呈した低分化型前立腺癌であった。ホルモン療法を開始後,PSAは低下したが,頸部リンパ節腫大が出現した。生検すると,前立腺癌の転移であった。その後PSAが上昇したため,EMPとETPの内服を開始した。投与後,著明な白血球減少をきたし,肺炎で死亡した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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