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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻13号

2004年12月発行

文献概要

症例

孤立性対側副腎転移巣を伴った腎細胞癌

著者: 石田勝1 塚本拓司1 黒田功1 新井栄一1 上野宗久1 出口修宏1

所属機関: 1埼玉医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.1047 - P.1049

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 症例は70歳,男性。2000年3月腹部正中切開にて右副腎温存右根治的腎摘除術および,副腎腺腫の診断の元に左副腎部分摘除術施行したが,病理組織学的には,淡明細胞癌,副腎も転移巣と診断された。以後当科外来にて経過観察中の2002年12月腹部CTにて,左残存副腎に結節様構造を認めた。2003年3月左副腎摘除術を施行した。副腎組織像は淡明細胞癌であった。腎細胞癌の対側副腎転移に関して診断,治療について考察する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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