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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻13号

2004年12月発行

小さな工夫

後腹膜鏡下腎尿管摘出術におけるabdominal deviceの工夫

著者: 中尾孝子1 井口厚司1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構九州医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.1057 - P.1057

文献概要

 ハンドアシスト鏡視下手術におけるabdominal deviceとして,われわれはこれまでラップディスク(八光商事)やスリーブのついたハンドポートシステム(スミス&ネフュー社)を用いてきたが,今回簡単で便利なdeviceを工夫したので紹介する。

 新しいdeviceは既売品のラッププロテクター(八光商事)12mmと婦人科用長手袋(SまたはMサイズ)を組み合わせて使用する(図1)。まずラッププロテクターを創部に装着した後,術者は通常の手術用手袋の上に長手袋をつける。長手袋のスリーブを翻転させてラッププロテクターの体表側リングにかぶせて装着し,気腹して手術を行う(図2)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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