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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻3号

2004年03月発行

症例

後腹膜に発生した悪性線維性組織球腫

著者: 井上省吾1 大原慎也2 嘉手納一志3 水谷雅巳3 松木暁3 元井信4

所属機関: 1国立福山病院泌尿器科 2松山赤十字病院泌尿器科 3国立病院呉医療センター泌尿器科 4福山市医師会総合健診センター病理診断部

ページ範囲:P.237 - P.240

文献概要

 患者は62歳,男性。右側腹部痛のため近医を受診した。CT,MRIにて右後腹膜に巨大な腫瘤を認めた。腫瘍摘出術を施行し,病理診断では後腹膜に発生したpleomorphic typeの悪性線維性組織球腫であった。術後3か月目に施行した腹部CTにて局所再発を認め,右後腹膜腫瘍摘出術を施行した。ordinary type;pleomorphic subtypeの悪性線維性組織球腫で,再発との病理診断であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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