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特集 イラストレイテッド泌尿器科手術
文献概要
要旨:CAPDカテーテルのコネクトロジーが発達した現在では,出口部感染からの腹膜炎やカテーテル位置異常による除水不良がCAPD継続を断念する要因として重要となっている。その意味で,CAPDカテーテル挿入の際には慎重な対応が必要となる。本稿ではCAPDカテーテルの標準的な挿入方法,近年,出口部からのトンネル感染を防止する方法として注目されている段階的腹膜透析導入法(SMAP法)について述べる。
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