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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻5号

2004年04月発行

症例

子宮外妊娠治療中に偶然発見された膀胱nephrogenic adenoma

著者: 益田良賢1 川上享弘1 金哲将1 若林賢彦1 吉貴達寛1 岡田裕作1

所属機関: 1滋賀医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.319 - P.321

文献概要

 症例は37歳,女性。2003年1月子宮外妊娠の疑いで当院産婦人科に入院。子宮内掻爬術後の経腟的エコー検査で膀胱内に腫瘤を認め,当科に紹介された。膀胱鏡検査で後壁に約2cmの非乳頭状広基性腫瘍を認め,経尿道的切除術を施行した。病理組織診断はnephrogenic adenomaであった。泌尿器科手術や尿路感染症など誘因となる既往はなく,無症候性で子宮外妊娠の治療中に偶然発見された。術後5か月再発は認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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