icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻6号

2004年05月発行

トピックス Aging male

男 面倒見ます 泌尿器科―男性の更年期/熟年期,さらに思春期にも視野を広げて

著者: 熊本悦明1

所属機関: 1日本臨床男性医学研究所・札幌医科大学

ページ範囲:P.397 - P.405

文献概要

 要旨:現在の医学領域のなかで,男性の解剖・生理全般を含めて,臨床上,男性学を十分カバーし得るのは,わが泌尿器科のみである。最近とみに“男の一生”に関する医学的問題が注目され始めている社会的背景からいっても,今や,その泌尿器科の特色を明確に主張し,また臨床上,積極的に尽力すべき時が来ている。ところが現在のわが泌尿器科は,ロゴマークが象徴するようにアメリカ式の泌尿器外科志向が強すぎていると言ってよい。女性医学に婦人科が積極的に対応しているように,男性医学に,わが泌尿器科がしっかり対応すべきであろう。そのためにもわれわれはUrology/Andrologyの旗を高く掲げねばならないと信じている。そしてわがロゴマークも,それにマッチしたものに改めて,今後大きく発展することを期待して止まない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら