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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻7号

2004年06月発行

文献概要

特集 前立腺生検の最前線

千葉大学における前立腺生検の適応

著者: 鈴木啓悦1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院遺伝子機能病態学

ページ範囲:P.449 - P.453

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要旨

 最近のPSA検診の普及などよりT1c癌をはじめとする局所限局性前立腺癌の検出頻度が高まってきた。しかしながら,臨床上意義のない癌の発見や無駄な前立腺生検の施行といった問題も起きている。良性肥大症の確率の高い例での生検の回避と,その中での効率のよい局所限局癌の検出のジレンマがある。本稿では,千葉大学での前立腺針生検の生検適応の決定プロセスについて述べるとともに,今後の展望や問題点を含めて概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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