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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科58巻7号

2004年06月発行

特集 前立腺生検の最前線

前立腺生検病理の臨床的意義―予後予測は可能か

著者: 住吉義光1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構四国がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.527 - P.530

文献概要

要旨

 治療前より予後が予測可能であれば,医師および患者が治療法を選択する際に重要な情報となる。前立腺癌において生検と他の臨床所見と組み合わせることにより生存まで予測することは現時点では不可能である。治療法に様々なオプションが存在する限局性前立腺癌を対象に,surrogate endpointとしてPSA failureを用い,生検所見単独および他の治療前所見との組み合わせによりこれを予測した文献をreviewした。また,日常診療に取り入れやすいかどうかについても考察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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