icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻10号

2005年09月発行

文献概要

症例

甲状腺へ孤立性転移を認めた腎癌

著者: 細川幸成1 岸野辰樹1 小野隆征1 大山信雄1 百瀬均1 丸山博司2

所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院泌尿器科 2星ヶ丘厚生年金病院病理検査部

ページ範囲:P.767 - P.769

文献購入ページに移動
66歳,男性。1995年に左腎癌の診断で根治的左腎摘除術を施行した。経過観察中の2002年に胸部CTで甲状腺に直径2cmの腫瘍を認めた。超音波ガイド下に穿刺吸引細胞診を行ったところクラスⅣであったため,甲状腺右葉切除術を施行した。腎癌の甲状腺転移の診断であった。以後,インターフェロン療法を行いつつ経過観察中であるが,甲状腺左葉を含め他の転移病変を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら