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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻11号

2005年10月発行

綜説

前立腺全摘後のPSA再発に対する診断と治療

著者: 三股浩光1 佐藤文憲1

所属機関: 1大分大学医学部腫瘍病態制御講座泌尿器科学

ページ範囲:P.805 - P.810

文献概要

要旨 限局性前立腺癌症例の発見が増えるとともに前立腺全摘も増加しているが,前立腺全摘後のPSA再発は20~40%の頻度にみられる。PSA再発は局所再発と遠隔転移に分けられ,治療は局所再発に対しては救済放射線療法を,遠隔転移に対しては内分泌療法を中心に行われている。しかし臨床的に再発部位を診断するのは非常に困難であり,治療の適応と方法については十分に確立されていない。本綜説では最近増加している前立腺全摘後のPSA再発について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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