icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻11号

2005年10月発行

手術手技 尿路変向・膀胱拡大術 5

Reddy式尿路変向術

著者: 上領頼啓1

所属機関: 1済生会下関総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.821 - P.834

文献概要

要旨:腸管を利用した自然排尿型膀胱において尿失禁がなく,排尿効率の良い理想的な膀胱は内圧が低圧で不随意収縮がなく,形状が球形に近く,骨盤の中央に位置し,適度な容量をもつパウチを形成することである。S状結腸を利用するReddy法は,尿禁制は回腸利用に比べてやや劣るものの,パウチの過伸展がなく,排尿時には腹圧とともに結腸壁の圧も加わってパウチ内圧を高め,機能的にも形態的にも良好な排尿効率獲得の条件を満たしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら