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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方―私たちはこうしている
文献概要
要旨 腎盂・尿管癌の摘出標本の病理学的検査は腫瘍の組織分類,組織学的浸達度,リンパ節転移,さらにはリンパ管や脈管侵襲の有無など,予後やその後の治療に影響を与える要因が多い。したがって摘出標本の取り扱い方は非常に重要である。また研究用の組織の保存も腎盂・尿管癌の新しい診断法や治療の開発のためには重要である。本稿では当施設で行っている研究用の組織の保存や写真の撮影法も含めて腎盂・尿管癌の切除標本の取り扱い方を解説した。
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